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令和7年度 帯広開発建設部優良工事等表彰(部長表彰)を受賞しました

このたび、当社が施工した『十勝川改修工事の内 川西築堤堤防保護工事』の品質や施工内容・取り組みを高く評価いただき、令和7年7月30日(水)、帯広第2合同庁舎にて、帯広開発建設部の空閑健部長より表彰いただきました。

本表彰は、前年に完成した工事117件と業務207件の中で、創意工夫による技術力向上への取り組みなどで、特に優秀な成果をあげた企業と技術者を表彰するものです。

◆現場の取り組み
・第三者災害を未然に防ぐ活動(現場にデジタルサイネージの設置)
 →札内川堤防を利用する地域住民が多いことから、工事関係者以外の方へ向けた注意事項や工程を案内するデジタルサイネージを現場に設置し、第三者災害を未然に防いだ。

・担い手確保の活動(現場見学会の開催)
インターンシップ生の受け入れ、地元高校生を対象とした現場見学会を開催した。その際に、業務の体験やICT技術・AIを用いた取り組みを紹介し、担い手確保に向けた活動を行った。

・資材管理の効率化による作業時間削減とペーパーレス化(RPAの活用
RPA(業務自動化ツール)とAIダンプキーパーを組み合わせることで、約8,300個に及ぶコンクリートブロック資材の発注・納入・使用管理を効率化し、約28日分の作業時間削減とペーパーレス化を実現。

・施工手順の工夫による工程短縮(施工範囲の段階化?)
出水期への対応として、施工延長620mの範囲を一度に作業するのではなく、100mのブロックごとに施工を行い、掘削面はブロック布設までの期間シートで養生した。また、雨水による浸食を防止でき、基面整正の手戻り作業が発生せず、工程作業を7日短縮


◆受賞コメント(技術者:大籠雅敏)
このたび、「⼗勝川改修⼯事の内 川⻄築堤堤防保護⼯事」が北海道開発局帯広開発建設部より部⻑表彰をいただくこととなり、⼤変うれしく思っております。
現場を⽀えてくれた担当メンバーや⽀援チーム、協⼒会社の皆さんのおかげで、無事にやり遂げることができました。⼼から感謝しています。
今回の現場では、⾃社開発のAI・RPAを使った資材管理システムを導⼊し、i-Construction2.0に向けた新しいチャレンジにも取り組みました。
これからも、現場で実際に役⽴つ技術をどう活かしていくかを考えながら、より良いものづくりを⽬指していきたいと思います。

◆関連ページ
▷HAGIWARA TIMES Vol.88
▷RPAとAIによる資材管理の取り組み(インフラDX賞受賞)

施工範囲を区切りながら工事を行うことで、雨水による浸食の防止。工程作業の短縮化ができた。
画像解析AIとRPAを組み合わせることで、資材管理の効率化を実践できた。

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